スゴカルとランフィRB比較|後悔しない選び方
スゴカルとランフィRBの比較で検索しているあなたは、「結局どっちがいいの?」よりも、買ってから後悔しない選び方が知りたいんですよね。
この2台はどちらもA型で両対面、口コミでも人気。
ただ、重さや押しやすさ、小回り、走行性、段差の乗り越えやすさ、荷物を載せたときの安定感、折りたたみや収納のしやすさまで、使うシーンで向き不向きがはっきり分かれます。
私は保育士として8年、登園・降園の動線や、赤ちゃんの姿勢の崩れ方、
段差での衝撃の伝わり方を毎日のように見てきました。
スペック表よりも「あなたの生活だとどっちがラクか」で、条件付きでズバッと決めにいきます。
- 送迎・段差・荷物多めでラクなのはどっちか
- 軽さ・小回り・持ち上げのしやすさの差
- 赤ちゃん側の姿勢安定性と疲れにくさ
- 向いている家庭・向かない家庭の見分け方
スゴカルとランフィRBの比較で迷う理由
どちらも「A型」「両対面」「オート4輪」系のイメージで、見た目も価格帯も近くて迷いやすいです。
でも実際は、毎日の送迎動線でラクになるポイントが違います。
ここからは、生活シーンで違いが出る部分を優先して整理します。
重さと持ち上げやすさの違い

まず一番に迷いが出るのが重さですよね。
ベビーカーは「軽い=正義」になりがちなんですが、保育園の現場で見てきた感覚だと、軽さはメリットと引き換えにデメリットも出やすいです。
たとえば、階段や車の積み下ろしが多いなら、軽いほうがラクなのは間違いないです。
抱っこ紐と併用して、ベビーカーを持ち上げる回数が多い家庭ほど、
ランフィRBの方向性がハマりやすいかなと思います。
一方で、送迎で毎日押す・段差が多い・荷物も積む、となると多少しっかりめの作り=安定感が効いてきます。
私は登園時に「ベビーカーがフラついて赤ちゃんが横に流れる」「段差でガクンとなって起きる」みたいな場面を何度も見てきました。
軽さだけで選ぶと、そこがストレスになることがあるんです。
- 持ち上げ回数が多いならランフィRB寄り
- 押す距離が長い・荷物多めならスゴカル寄り
ちなみに「6kg前後って重いの?」の感覚がつかみにくいなら、私の別記事で生活動線から整理しています。ベビーカー6キロは重い?保育士の判断基準も合わせて読むと、失敗しにくいです。
走行性と小回り性能を比較
スゴカルとランフィRBの比較で、体感差が出やすいのが押しやすさと小回りです。
ここはスペック表より、実際の動線で想像したほうが決めやすいですよ。
徒歩中心で、商店街や近所の道、狭い通路をスイスイ行きたいなら、ランフィRBの「軽い力で曲がれる」方向性が気持ちいいです。
片手で押す場面(上の子の手をつなぐ、ドアを開ける、荷物を持つ)が多い家庭ほど、ここが効きます。
一方で、スゴカルは「どっしり安定して進む」感じが強め。
小回りの軽快さより、直進の安心感が欲しいタイプに合います。
毎日同じ道を押して、段差や道路のつなぎ目を越えていくなら、押してるときのストレスが減りやすいのはこっち寄りです。
押しやすさは親の体感だけじゃなく、赤ちゃんの頭や体に伝わる「微妙な揺れ」でも差が出ます。特に月齢が低い時期ほど、ガタつきが少ないほうが寝やすいです。
段差やガタ道での安定感

送迎ルートに段差が多いなら、私はここをかなり重視してほしいです。
段差の「ゴトン」は、赤ちゃん側には意外と大きい衝撃で伝わります。
スゴカルは、段差やガタ道のときに車体がブレにくい方向で、赤ちゃんの姿勢が崩れにくい印象です。
特に、朝の登園で急いでいるときって、段差をゆっくり越える余裕がない日もありますよね。
そういう日ほど、安定感が助けになります。
ランフィRBは、軽快さが武器なので、段差越えは「丁寧に扱う」意識があると快適に使いやすいです。
逆に、急いでガンガン押すタイプの人だと、軽さゆえの挙動が気になる可能性があります。
注意
同じ機種でも、タイヤの空気圧・路面・荷物量で体感は変わります。ベビーカーは可能なら店頭で段差を越える動作まで試して、無理のない操作感か確認してください。
荷物を載せた時の使いやすさ
保育園の送迎って、想像より荷物が増えます。
着替え、オムツ、タオル、連絡帳、雨の日はレインカバーや上着も。
ここで差が出るのが荷物を載せたときの安定感です。
スゴカルは、荷物が増えても車体が踏ん張りやすい方向で、押していて「倒れそう」「ハンドルが取られる」不安が減りやすいです。
買い物ついでの送迎や、兄弟連れで荷物が多い家庭ほど、ここが後悔しにくいポイントになります。
ランフィRBは、軽さと操作性が武器なので、荷物は「載せすぎない」「重心を意識する」使い方のほうが相性がいいです。
軽快に使うほど良さが出るタイプですね。
ワンオペ送迎での操作性

ワンオペ送迎は、ベビーカーの性能というより生活の難易度が上がります。
片手で押す、荷物を持つ、上の子を追いかける、玄関のドアを開ける。
ここでラクになるのはどっちか、をハッキリさせます。
結論から言うと、毎日送迎で使うワンオペほど、私はスゴカルを推します。
理由はシンプルで、雑に扱う日でも安定感があるから。赤ちゃん側の姿勢が崩れにくいのも、現場では大事な差です。
ただし、階段や車への積み下ろしが毎日あるなら話が変わります。
その場合は「持ち上げ動作のラクさ」が勝って、ランフィRBのほうが日々のストレスが減る可能性が高いです。
- 毎日押す距離が長い・段差が多い:スゴカルが後悔しにくい
- 持ち上げ回数が多い・徒歩の近所使い中心:ランフィRBがラク
スゴカルとランフィRBの比較で選ぶ基準
ここからは「どっちが優れているか」じゃなく、あなたの暮らしと合うかで決めます。
特に、赤ちゃん側の快適さと、親の動線ストレスをセットで見ていきます。
新生児期の姿勢安定性

私は保育士として、月齢が低い子ほど姿勢の安定が大事だと強く感じてきました。
姿勢が崩れると、寝つきが悪くなったり、起きやすくなったり、機嫌が崩れたりしやすいんですよね。
スゴカルは、どっしりした安定感が、赤ちゃんの体を「置いておける」安心につながりやすいです。
特に、朝寝・昼寝のリズムがまだ安定していない時期は、段差の衝撃が少ないほうが寝やすい傾向があります。
ランフィRBは、押しやすさ・小回りで親がラクになりやすい一方、扱い方によっては赤ちゃんに伝わる揺れが気になることもあります。
だからこそ、購入前に試乗できるなら、赤ちゃんが乗る想定で「段差を越えたときの揺れ」を見てほしいです。
保育士が見がちなチェックポイント
- 肩ベルトの位置が合っていて、ずり落ちにくいか
- 骨盤が前に滑って猫背になりやすくないか
- 段差で頭がカクンとなりにくいか
折りたたみと収納のしやすさ

折りたたみは、毎日やるなら地味に効いてきます。
玄関が狭い、車に積む、電車に乗る、こういう家庭ほど収納性で後悔しやすいです。
ランフィRBは、軽さがあるぶん「出し入れ」や「方向転換」の動作がラクになりやすいです。
マンションの玄関や、駐車場まで距離がある家ほど、体感で差が出やすいですね。
スゴカルは、折りたたみ自体が難しいというより、日々の扱いで「しっかりしている分、置き場所と動線を整えると快適」になりやすいです。
玄関の定位置を作ってしまうと、毎日がかなり楽になります。
補足
折りたたみ・収納・サイズ感は、年式やグレードで差が出ることがあります。購入前に、公式サイトの仕様と、実物のたたみ方を必ず確認してください。
アクビィプラスとビングルBBの比較記事もサイト内にありますので、他のA型の記事とB型の切り替えのタイミングで悩んだあなたは参考にしてみてください。
生活スタイル別おすすめ
スゴカルが向く家庭
- 毎日保育園送迎がある
- 段差・ガタ道が多いルート
- 荷物が多くなりがち(買い物ついで、兄弟あり)
- 安定感・安心感を最優先したい
毎日の送迎で、ベビーカーに「気を遣う」のって正直しんどいですよね。
急いでいる朝、荷物が多い日、段差を越えるたびにヒヤッとする。
そういう積み重ねが、親の余裕をじわじわ削っていきます。
スゴカルは、完璧に扱わなくても大丈夫なベビーカーです。
雑になりがちな日でも、赤ちゃんをちゃんと守ってくれる。
毎日使うからこそ、「安心を選ぶ」という判断は、あとから効いてきます。
ランフィRBが向く家庭
- 徒歩中心・近所使いがメイン
- 階段や車の積み下ろしが多い
- 軽さ・小回りを最優先したい
- 抱っこ紐と併用して短時間で動くことが多い
ベビーカーが重いだけで、外出そのものが億劫になること、ありますよね。
階段、車の積み下ろし、ちょっとした移動。
そのたびに「はぁ…」ってなるなら、それはもう合っていないサインです。
ランフィRBは、親の体力を守ってくれるベビーカー。
軽くて、曲がれて、サッと動ける。
外に出るハードルを下げてくれる1台は、育児の自由度を確実に上げてくれます。
なお、メーカー全体の方向性(コンビとピジョンの違い)から整理したいなら、コンビとピジョンのメーカーについての全体の比較としてまとめた内容もあります。
コンビとピジョンのベビーカー比較|後悔しない選び方を先に読むと、選ぶ軸がより明確になります。
向かない家庭の特徴
「自分はこっちを買うと後悔しそうだな」を先に潰しておくと、買い物が一気にラクになります。
スゴカルが合いにくいかもな家庭

階段移動が毎日ある、車への積み下ろしが頻繁、玄関がとにかく狭い。
こういう家庭だと、日々の持ち上げ動作がストレスになりやすいです。
押している時間より「持つ時間」が長いなら、スゴカルの良さを活かしきれない可能性があります。
ランフィRBが合いにくいかもな家庭
送迎ルートが段差だらけ、荷物が常に多い、急いで押す日が多い。
こういう家庭だと、軽さゆえの挙動が気になりやすく、赤ちゃん側の揺れや姿勢崩れがストレスになることがあります。
大事な注意
ベビーカー選びは、住環境(段差・坂・エレベーターの有無)と、親の体格・筋力でも最適解が変わります。安全面も含め、最終判断は必ず公式情報と実物確認を前提にしてください。不安が強い場合は、店舗スタッフや専門家に相談するのがおすすめです。
スゴカルとランフィRB比較の結論
結論です。
毎日の保育園送迎・段差・荷物多めならスゴカル。
軽さ・小回り・近所使い中心ならランフィRB。
同じA型ベビーカーでも、重視している作りがまったく違います。
私は保育士として、毎日の送迎で「親がラク=赤ちゃんも快適」になる家庭をたくさん見てました。
だからこそ、どっちも良いで終わらせません。
- ワンオペ送迎・毎日使うならスゴカルが後悔しにくい
- 徒歩中心・持ち上げ多めならランフィRBがラク
ベビーカー選びで一番つらいのは、
「どっちも良さそう」で決めきれないまま時間だけ過ぎていくことです。
でも本当は、もう答えは出ている人がほとんど。
毎日の送迎を想像したとき、
「ラクそう」と感じたほうが、あなたに合う1台です。
私は保育士として、合わないベビーカーで疲れていく親も、
合う1台に変えて表情が変わった親も、たくさん見てきました。
安定感を取るならスゴカル。
軽さと動きやすさを取るならランフィRB。
どちらを選んでもいい。
ただ、「生活に合わない1台」だけは選ばないでほしい。
この記事が、その判断の後押しになれば嬉しいです。
最終的な仕様や安全性、最新モデルについては、必ず公式サイトや店頭で確認したうえで、納得できる1台を選んでください。
価格や仕様、対象月齢などの数値はモデルや年式で変わることがあるので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。安全性に関わる使い方や不安がある場合は、購入前に店頭で試し押しをして、必要に応じて専門家へ相談した上で決めてください。


コメント