
出産を控えていて母乳育児をしたいけれど、哺乳瓶選びで迷っていませんか?
・母乳を飲んでくれない
・母乳実感と母乳相談室、どっちを選べばいいの?
・混合育児が思うように進まない
母乳育児がうまくいかず、思い通りに授乳できなくて悩むママは少なくありません。
ともパパ実は我が家も同じで、妻は母乳育児が思うように進まず悩んでいました。しかし、そんなときに役立ったのがピジョンの【母乳相談室】です。
多くのママに人気の「母乳実感」と比べると情報が少ないのですが、実際に使ってみると「母乳相談室」には母乳育児をサポートする独自のメリットがありました。
今回は、母乳相談室の口コミ・レビューと母乳実感との違いを、実体験を交えて徹底解説します。
この記事を読めばあなたは、母乳育児で悩む事がなくなるでしょう。それほど、母乳相談室の信頼度は高いです。
記事の結論が最速で知りたい方は、下記のまとめ飛んでください。
消毒方法の比較や搾乳との組み合わせは、以下も参考にどうぞ
1.母乳相談室との出会い
我が家が「母乳相談室」と出会ったのは、総合病院での出産がきっかけでした。
助産師さんから「完全母乳?完全ミルク?混合育児?」と聞かれ、妻は「混合育児」を希望。その病院にはピジョンの「母乳実感」と「母乳相談室」の両方が用意されていましたが、赤ちゃんの飲み方を見て助産師さんが「母乳相談室」を勧めてくれたのです。
長い入院中も妻は母乳相談室を使い続け、退院後に母乳実感を試したところ…赤ちゃんがむせてしまい『母乳相談室じゃないとダメなのかな?』と調べて、即購入しました。
2.母乳相談室と母乳実感の違い
母乳相談室の特徴とメリット・デメリット


・母乳育児を続けたい母子のトレーニング用に作られた哺乳瓶
・乳首は横長で穴はSSサイズ。わざと出にくい仕様になっており、赤ちゃんの吸う力を育てる設計
・温度確認の際、ミルクがなかなか腕に落ちないほど出にくい
・乳首の上下に形の違いがあり、正しい向きで授乳する必要がある
・赤ちゃんの吸う力を育てられる
・実際に使ったところ、助産師や小児科医から「吸うのが上手だね」と褒めてもらえた(体験談)
・トレーニングがうまくいくと、母乳育児の進みがよくなる
・赤ちゃんの吸う力に左右されるため、授乳に時間がかかる。忙しいときは焦ってしまう。
・哺乳瓶の上下を確認する必要があり、暗い場所では使いにくい
・認知度が低く、存在を知らないママも多い
・店頭に置いていないことが多く、どこで販売しているか分かりにくい
・母乳実感と比べると価格がやや高め(哺乳瓶セット:2000円前後、乳首のみ:800円伝後)
母乳実感の特徴とメリット・デメリット


・多くの新生児・乳幼児に対応できる汎用性の高い哺乳瓶
・乳首は円形で、サイズはSS~3Lまで展開(穴の形は丸型・Y字型・X型の3種類)
・ミルクが出やすい仕様で、赤ちゃんの吸う力はそれほど必要ない
・母乳育児に慣れている赤ちゃんやスムーズに飲んでほしいときにおすすめ
・価格が比較的リーズナブル
・販売店が多く、手に入りやすい
・赤ちゃんの吸う力に左右されにくいため、授乳時間を短縮できる。
・吸わなくてもミルクが出てしまうため、赤ちゃんの吸う力が育ちにくい
・その結果、母乳育児が進みにくくなる可能性がある
・空気穴を上にして授乳する必要があり、暗い場所では位置が分かりにくい
| 項目 | 母乳相談室 | 母乳実感 |
|---|---|---|
| 目的・特徴 | 母乳育児がうまくいかない母子のトレーニング用に作られた哺乳瓶 | 新生児から乳幼児まで幅広く使える汎用的な哺乳瓶 |
| 乳首の形状 | 横長、上下で形が異なる | 円形、穴の形は丸型・Y字型・X型の3種類 |
| ミルクの出やすさ | 出にくい仕様(赤ちゃんの吸う力を育てる) | 出やすい仕様(吸う力が弱くても飲める) |
| サイズ展開 | SSサイズのみ | SS~3Lまで幅広く展開 |
| 授乳時間 | 長め(赤ちゃんの吸う力次第) | 短め(スムーズに飲める) |
| メリット | ・吸う力を育てられる ・母乳育児の進みがよくなる ・助産師や医師も推奨 | ・価格がリーズナブル ・どこでも手に入りやすい ・授乳時間が短縮できる |
| デメリット | ・授乳に時間がかかる ・上下の向きを確認する必要あり ・店頭で手に入りにくい ・価格がやや高め | ・吸う力が育ちにくい ・母乳育児が進みにくい場合がある ・暗い場所では空気穴の位置が分かりにくい |
そのほかに参考になる記事もありますのでぜひ。
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・哺乳瓶の消毒方法4選を徹底比較!煮沸・薬液(ミルトン)・電子レンジ・スチーマーの違いと選び方
母乳相談室が使用できる哺乳瓶(互換性)


ピジョン公式サイトでは「母乳相談室と母乳実感に互換性はない」と明記されています。
(引用元:ピジョン公式ホームページ)
- ただし、実際に使用してみると、母乳実感の座盤部分にも問題なく装着できました。
※公式推奨ではないため、あくまで自己責任での使用となります - 母乳相談室は「座盤付き」では販売されていないため、
哺乳瓶セットで購入すると値段が高い
乳首のみ購入して母乳実感の座盤に装着すると経済的
3.母乳相談室が使える時期・実際に使ってみたレビュー
母乳相談室が使える時期(いつまで?移行のタイミング)
母乳相談室は、ミルクの出る量が少なくなるように設計されています。
そのため、新生児期の母乳トレーニングに最適ですが、月齢が上がるにつれて赤ちゃんが物足りなく感じる場合があります。



我が子の場合は、生後1か月半~2か月にかけて母乳相談室から母乳実感に移行しました。
公式には明確な使用期限はありませんが、実際には「飲む量が増えてきた時期」が切り替えの目安になると思います。
母乳相談室を実際に使ってみたレビュー
保育士時代の経験からも、母乳実感を使うと早飲みになり、必要以上にミルクを欲しがる赤ちゃんが多くいました。
その点、母乳相談室は出る量が少ないため、赤ちゃんがゆっくり飲める → 適量で満足するというメリットがあります。ミルクの飲みすぎは便秘にも繋がります。



実際に我が子も、母乳相談室を使い始めてから飲みすぎによる便秘が改善されました。
さらに、飲み干した後は息が上がっていて、「自分の力でしっかり吸っている」と実感できるのも特徴です。
4.母乳相談室の応用と購入できる店舗
母乳相談室の購入店舗
母乳相談室は、基本的に店頭販売が少ない商品です。
- 西松屋・バースデイ〜母乳相談室の取り扱いはありません。
- アカチャンホンポ〜店舗によっては取り扱いがありますが、置いていないことも多いです。行く前に電話で確認するか、直接店員さんに聞くのがおすすめ。(筆者も事前に電話で確認しました)
- ネット通販(Amazon・楽天・アカチャンホンポオンラインなど)〜確実に購入可能。種類も揃っているので一番安心。
5.まとめ



妻が母乳育児を進められたのは、母乳相談室で赤ちゃんの吸う力を鍛えられたことが大きな要因でした。
もちろん、妻と赤ちゃんが諦めずに取り組んだ努力も欠かせません。
私自身は、妻にプレッシャーを与えないように心がけ、フォローと気持ちの受け止め役に回るようにしました。
その結果、我が子は母乳もミルクもバランスよく飲めるようになり、母乳育児を続けられています。
6.母乳相談室がおすすめできる人
- 母乳育児が思うように進まず、悩んでいるママ
- 混合育児を考えていて、母乳と哺乳瓶のバランスを取りたい方
- 赤ちゃんの吸う力を育てながら授乳を進めたい方
- 母乳実感では「飲みやす過ぎて困っている」と感じた方



あなたが上記のリストに一つでも当てはまるなら、もう悩む必要はありません。母乳相談室は、あなたの母乳育児の悩みを解決する突破口になります。
乳育児は思うようにいかず、悩むこともあるかもしれません。
でも、ママや赤ちゃんのストレスにならないように、気持ちを軽く持って取り組むことが大切です。
母乳相談室が、同じように悩むママと赤ちゃんの助けになりますように。
そして、ママも赤ちゃんも毎日を元気に過ごせますように願っています。



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